69歳 男性 遺品整理を自力で可能な限り行いました

60歳で大手メーカーをリタイアし、その後はライティングの仕事で小遣い稼ぎをしながら、つましく年金生活を送っている70歳前の男性です。
2年余り前に、父が亡くなって以来実家で一人暮らしをしていた母が亡くなりました。父が他界して数年間は一人暮らしをしており、その後足腰が弱り車椅子生活となり、特別養護老人ホームにお世話になり、そこで3年余りを過ごし、94歳を前にして亡くなったのです。
通夜・葬儀、四十九日法要、百か日法要を経て、実家の遺品整理を行う事にしました。すべてを業者さんにお任せしようかとも思いましたが、実家が自宅から自転車で10分余りと近く、また先に記載した様にすでにリタイアしており時間がたっぷりあるので、1周忌法要までに遺品整理を自力で行う事にしました。
最初の箪笥の衣類等を処分し、次に書棚の書籍等を片づけました。この段階では順調で、このペースなら思いの外に早く完了すると思いました。
しかし、 夏が近づくにつれて作業が大変になり、週に2~3日各3時間程度の作業にペースダウンして行きました。またアルバムや思い出の品に出会うと、作業スピードが極端に低下し、中々作業が進まなくなりました。それでも、目標の期限を設定していたので、それに向けてゆっくりですが、マイペースで遺品整理を進めました。
様々なものの中には、分別方法が分からないものや、自治体が回収してくれないものも結構多く、そうしたものは一旦まとめて取り置き、進めました。
こうしてようやく1周忌前には予定通りに作業を終える事が出来、大型の家具・家電や自治体が回収してくれないものや分別方法が不明なものを業者さんに搬出・回収してもらいました。回収処分依頼分は、4tトラック1台分もなく、費用も最低限の額で済ませる事が出来ました。遺品整理を済ませると、やはり一区切りつき、心の整理が出来た気持ちを強く感じました。
家をすぐに処分する必要がないからと、遺品整理をせずに放置していると、こころの整理が出来ないので、1年以内を目途に行う事が大切だと思います。
しかし実際に自分達で行って、その大変さが身にしみてわかりました。現役で働いておられたり、実家が遠方であれば、何日も遺品整理に時間をかける事はできません。
大切なものは自分達で探し出し、後の全てを専門業者に依頼して一気に終える方が現実的だと感じました。これから遺品整理の必要な方は、自分達で一部を行い、後は専門業者に依頼されるのがお勧めです。